早見優 野村證券

 

1983年のCM。33年前の貴重な映像がよく残っていたものだ。

当時17歳だった早見優が出演している。コカ・コーラのCMに使われた「夏色のナンシー」がヒットし、紅白歌合戦にも初出場を果たした年だ。バブル景気もこれから本番に入ろうかという時期で、証券各社は株高の追い風で大儲けだったに違いない。

長らく芸能活動を休止していたが、今年7月に21年ぶりの新曲「溶けるようにkiss me」を発表したことが話題になったことは記憶に新しい。

堺雅人 三井住友銀行

 NHK大河ドラマ真田丸』の主演を務めるなど、俳優として乗りに乗っている堺雅人

ウィキペディアによると、高校時代に目指していたのは通産省の官僚だったが受験に失敗して俳優を目指すことにしたようだ。今の活躍ぶりを見ると、役人から役者への方向転換は大成功だったと言えるのではないだろうか。

 

三井住友銀行東京丸の内に本店を置く都市銀行。旧住友銀行三井銀行さくら銀行などが合併してできたメガバンクである。

西野七瀬 阿波銀行

乃木坂46の1期生。22歳。

2015年からはファッション雑誌non-noの専属モデルも務める。

このCMでは出ていないけれども普段は生粋の関西弁を喋る。ふんわり系のキャラと関西弁のコンボにノックアウトされるファンが続出している模様。

 

阿波銀行徳島県徳島市に本店を置く地方銀行。通称「あわぎん」。

神戸や大阪にも支店を展開しているものの、徳島県民以外にはほとんど馴染みのない銀行で、使う機会もないと思われる。

乃木坂46 七十七銀行

何種類かある七十七銀行のCMの中で、僕が知っているメンバーが出演しているものはこの一本だけだった。もちろん白石麻衣だ。最近のアイドルグループはメンバー数も多く、入れ替わりも激しいので、顔と名前がなかなか一致しない。

七十七銀行宮城県仙台市に本店を置く地方銀行。読み方は「しちじゅうしち」銀行で、「ななじゅうなな」銀行ではない。1878年に全国で77番目の国立銀行として設立されたことが銀行名の由来である。

長友 佑都 横浜銀行

FC東京などで活躍し、2011年からイタリア・セリエAインテルナツィオナーレ・ミラノでプレーするサッカー選手。

彼のように海外のチームで長く活躍する一流選手はそう多くはない。CM内のナレーションはお世辞にも上手いとは言えないが。

 

横浜銀行横浜市に本店がある日本最大の地方銀行。神奈川県在住の人なら必ずどこかで店舗を見たことがあるだろう。

2016年4月に東日本銀行と経営統合し、コンコルディア・フィナンシャルグループが設立された。

本木雅弘 ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行のCMに「新キャラ」ゆうちゃんが登場した。

登場編のわずか15秒のCMでは、どういうキャラなのかよくわからないのだが、「娘の結婚相手」編、「父の単身赴任」編 、「母からの電話」編といったシリーズものを見ていくうちに、だんだんわかってくるという設定になっているようだ。

本木雅弘も既に50歳。いまだに本木ではなく「もっくん」と呼んでしまうけれども、今の若い世代の人たちには通じないのかもしれない。

山本千尋 ジャパンネット銀行

このタレントさんは初めて見た。美人すぎる太極拳の選手、山本千尋さん(19)だそうだ。

 

ジャパンネット銀行は実店舗をもたないネット専業銀行の先駆けで、2000年の開業当時は画期的なインターネットバンキングサービスと手数料の安さで注目された。最近は後発の競合他社に押されてすっかり影が薄くなってしまったが、かつてはほぼ横並びだった銀行業界に競争を促し、利用者に多大な恩恵をもたらした功績は大いに評価したい。