石原さとみ、山﨑賢人 三菱東京UFJ銀行

 

 

つみたてNISAとは少額投資非課税制度のことで、年間40万円の枠内で投資信託に積立投資を行うと、分配金や売却益が最長20年間非課税になるというもの。資産形成中の勤労世代にとって利用価値が大きい制度なので、最近口座数が急増している。

 

しかし、三菱東京UFJ銀行のつみたてNISA用投資信託はわずか12本しか用意されていないので、証券各社の多彩なラインアップと比べると見劣りする。既にメインバンクとして利用しているのでもないかぎり、わざわざ口座を新規に開設するメリットは薄いだろう。

SMBCモビット 竹中直人、夏菜

 

三井住友銀行を中心とするSMBCグループ傘下の消費者金融モビットのCM。100%親会社のSMBCコンシューマーファイナンスは、かつてのプロミス。こちらもテレビCMをバンバン流していたことで有名な会社だった。

 

竹中直人スマホでピザを注文すると、夏菜がバイクで宅配に駆けつける。夏菜が乗っているバイクは、イタリアの有名メーカーDucati製の899パニガーレというモデル。Ducatiといえば赤か黄色が多く、緑色は珍しい。

伊達公子 伊予銀行

 

伊予銀行愛媛県松山市に本店を置く地方銀行で、伊達公子の公式スポンサー。

近隣県のほか、東京、大阪、神戸、名古屋などにも支店がある。

 

伊達公子は今年9月に46歳で二度目の引退をしたことが話題となった元プロテニス選手。

一度目の引退はなんと21年前で、その後12年間のブランクを経て37歳で現役復帰しただけでなく、そこから10シーズンもプレイを続けた。一度目の引退がなければどれだけの成績が残せたのだろうかと思わずにはいられない。

瀬戸康史 熊本銀行

 

瀬戸康史(せとこうじ)は福岡県出身の俳優。29歳。

2005年に男性俳優グループD-BOYSのオーディションに合格し、芸能界デビュー。2008年には 平成仮面ライダーシリーズの9作目『仮面ライダーキバ』(テレビ朝日)の主人公・紅渡役を演じる。大河ドラマ江〜姫たちの戦国〜』にも出演。

 

熊本銀行熊本市に本店を置く第二地方銀行。通称熊銀。

2007年には福岡銀行と経営統合し、ふくおかフィナンシャルグループの傘下に入った。

貫地谷しほり 三菱東京UFJ銀行

 

2007年のCM。今からちょうど10年前。

東京三菱銀行UFJ銀行の合併で三菱東京UFJ銀行になったのが2006年1月なので、まだ誕生して1年ほどしか経っていない頃だ。

コンビニATM手数料無料は、メガバンクにしては進んでいる方だったかもしれない。

 

貫地谷しほりといえば、ちょうどこの年の秋からのNHK連続テレビ小説ちりとてちん』で主演に選ばれてブレークした。当時21歳にして既に実力派の名演技だったことを覚えている。

中山美穂、鷲尾いさ子 あさひ銀行

1992年のCM。

旧協和埼玉銀行あさひ銀行へ商号変更したときのものだ。

そのあさひ銀行が存続したのもわずか11年。

2003年に大和銀行と合併し現りそな銀行となった。発足からわずか2ヶ月で経営破綻の危機に陥り、公的資金が注入されて一時的に実質国有化される事態になったものの、すぐに経営を立て直して現在に至る。

 

中山美穂は当時22歳、鷲尾いさ子は25歳だった。トレンディードラマで大活躍していた姿を思い出す。

中井貴一、草刈民代 三菱UFJ信託銀行

 

3大メガバンクのひとつである三菱東京UFJ銀行ではなく、同グループ傘下の信託銀行の方。メインの信託業務以外に、個人顧客向けのサービスも手がけているようだ。生前贈与などを含む相続税対策のニーズを掘り起こすCMであり、税制変更で課税対象が拡大したとはいえ、それなりの相続資産をもたない庶民には無縁のサービスと思われる。

 

中井貴一草刈民代クラスの有名芸能人なら相続税対策ぐらいは抜かりなくやっているだろう。自然にそういうイメージを持たれるタレントを起用したのは上手い。