乃木坂46 阿波銀行

 乃木坂46秋元真夏衛藤美彩齋藤飛鳥白石麻衣松村沙友理の5名が出演している最新のCM。

 

確かにくっそ可愛い。乃木坂はルックス重視のアイドルグループと言われているが、特に齋藤飛鳥の顔面偏差値の高さは驚異的ではないだろうか。

 

徳島県の一地方銀行にすぎない阿波銀行が、これだけ豪華なメンバーをローカルCMに使うことも珍しいように思う。CMの制作費も安くはないだろうに採算は取れるのかと心配してしまう。

横山由依 新生銀行

 横山由依AKB48の9期生。2015年からはAKBグループ総監督を務めている。女性アイドルとしては高齢とも言える25歳だが、このCMを見る限りではまだまだ若く見えるし、2018年の選抜総選挙では自己最高の6位に入るなど、人気はまったく衰えていない。

 

新生銀行は2001年のサービス開始当初は振込手数料無料などで一躍話題になったものの、その後は後発のネット専業銀行などの追随により埋もれてしまった感がある。それゆえカードローン事業に力を入れているのかもしれない。

鈴木愛理 千葉銀行

 

鈴木愛理は女性アイドルグループ℃-ute(2005年~2017年)の元メンバーで、現在はソロ歌手、女優、モデルとして活躍している。1994年生まれの24歳。

千葉県出身の縁で千葉銀行のCMに採用されたのだろうか。制服姿がよく似合っている。

 

千葉銀行は千葉県千葉市に本店を置く地方銀行

地方銀行でありながら、ロンドン、ニューヨーク、香港に海外支店を持ち、シンガポールバンコク、上海にも駐在員事務所がある。

財津和夫 福岡シティ銀行

 

1992年の福岡シティ銀行の九州ローカルCM。福岡県福岡市に本店を置く第二地方銀行だったが、2004年に西日本銀行に吸収される形で現在の西日本シティ銀行になった。

財津和夫は当時44歳。24歳でメジャーデビューした「チューリップ」は一時解散していた時期にあたるが、ソロシンガーや作曲家、俳優として幅広く活躍していた。

2017年に大腸がんを告白したことは記憶に新しい。「チューリップ45周年ツアー」は4公演が中止となり、治療に専念している。

本木雅弘 富士銀行

 

23年前のCM。

もっくんこと本木雅弘は当時まだ29歳なので非常に若々しい。新入社員の役がぴったりはまっている。元シブがき隊と説明しても、デビューからわずか6年後の1988年には解散してしまったので、最近の若者には通じないかもしれない。22歳でアイドル歌手を卒業後は俳優として活躍している。

 

当時の富士銀行は日本興業銀行との合併によって生まれたみずほコーポレート銀行を経て、旧みずほ銀行との統合で現在のみずほ銀行になった。

ムロツヨシ りそな銀行

 

ムロツヨシは神奈川県出身の俳優。42歳。

大学中退後、10年ほどの下積み時代を経て2005年に『サマータイムマシンブルース』で映画デビュー。当時29歳。遅咲きながら、人気ドラマ『踊る大捜査線』シリーズに出演するなど、活躍の幅を広げている。

 

このCMは銀行の違いを知らない人に向けて「銀行を、えらぼう。」と訴えているのだけれど、違いを知れば知るほど、りそな銀行には特筆すべきメリットがないことがわかってがっかりするのではないだろうか。

生駒里奈 百十四銀行

生駒里奈乃木坂46の1期生。22歳。一時AKB48を兼任していたこともある。2018年1月18日に乃木坂46からの卒業を発表した。

 

百十四銀行香川県高松市に本店を置く地方銀行。読み方は「ひゃくじゅうし」銀行。

同じく名前が数字の銀行、七十七銀行でもまったく同じCMが使われているので一見グループ企業のようにも見えるが、両行の間に特に関連が見当たらないのが不思議なところ。CMの制作費を割り勘にして経費を節約したのだろうか。