倉沢淳美 昔の13都市銀行

 

いったい何年前のCMなのか、この映像だけで推測するのは相当難しい。

調べると、彼女がわらべのかなえ役でデビューしたのが1982年らしいので、1980年代後半あたりだろうか。ちょうどバブル全盛期にあたる。

このCMで読み上げられる13銀行の名前はとても懐かしい感じがする。あれから35年以上が過ぎて銀行業界も大きく様変わりしてしまったが、バブル崩壊とその後の長い不況にも耐えてしぶとく生き残っているのは流石と言えよう。

水樹奈々 愛媛銀行

愛媛銀行愛媛県出身水樹奈々をイメージガールとして起用し、こんなCMを作ったようだ。

今のところ15秒バージョンしか公開されていないようだが、これでは短すぎるのと、本人の歌がバックに流れているだけでセリフがまったくないのが残念。声優さんらしい美声を活かした決めゼリフが欲しかった。

愛媛銀行の最前身は、東豫無尽蓄積株式会社という銀行とは思えない名前の会社だが、その創業が1915年なので今年で創業100周年ということらしい。

新垣結衣 GMOクリック証券

 

ガッキーこと新垣結衣が海外を一人旅する旅人を演じている。

「人生は、終わりのない旅だ。」というセリフがかっこいい!

現地の老人と言葉を交わしているが、ロシア語だろうか。

 

GMOクリック証券は株式からFXまで何でも揃うインターネット証券会社だが、特にFXで定評がある。調べてみると手数料が激安なので驚いた。

FX取引の手数料に相当するスプレッドは米ドルの場合0.3銭。0.3円ではない。

1ドル120円として率に換算するとわずかに0.0025%。

ネット証券各社がこんな激安水準で激しく競争している。良い時代になったものだ。

蒼井優 イオン銀行

 

自分のお金を下ろすだけなのに手数料とは「どういうこっちゃ?」

たしかにそう思う。

 

メガバンクでも一定の条件を満たせばATM手数料が無料になるようだが、その条件がけっこう細かくて覚えるのが大変だったりする。

ネット系銀行でもひと月あたりに無料で引き出せる回数に上限があることも多い。

 

イオン銀行なら24時間365日いつでも無料。

こまめに現金を引き出す人にとっては、イオン銀行ATMさえ見つかれば何も考えずに引き出せるメリットは大きいだろう。

長澤まさみ ゆうちょ銀行

 

長澤まさみといえば、ドラマ「ドラゴン桜」の水野直美役のイメージが強かったのだが、あれから早10年。このCMを見てずいぶん歳とったなあと思った。

このCMでの役どころや服装が垢抜けない感じを醸し出しているので仕方がない部分もあるけれど、10年前の彼女は本当に輝いていたと思う。

このCMの中で彼女がつぶやいている「変わらないって信じてたことほど、簡単に変わる」という言葉の意味を、じわっと理解できたような気がした。

佐藤浩市 三井住友信託銀行

近頃、証券会社を中心に「ラップ口座」を開設する顧客が増えているらしい。

このCMの最後にも一瞬だけ表示される通り、ラップ口座を日本語に直すと「投資一任運用商品」となる。詳しくは知らないが、金融機関の担当者と相談して大まかな運用方針を決めたうえで、具体的にどのような金融商品を購入するかは担当者に一任するのだろう。CMに手数料のことは一切出てこないけれども、自分で運用する場合と比較すればかなり高くつくことは間違いないと思われる。

上白石萌歌 JA共済

上白石萌歌 - Wikipedia

名前の読み方は「かみしらいし もか」。2011年に小学6年生でデビューして現在は15歳になったばかりの中学生タレント。

この一連のCMシリーズでも中学生の娘役がぴったりはまっている。父親役はNHK連続テレビ小説あまちゃん』にも出演していた尾美としのりで、これまたよく似合っていて本当の父娘のよう。

女優としての経験はまだ浅いものの、これから大化けする可能性を感じさせる、楽しみなタレントさんだ。